故人を偲ぶ思い出の歌「おもひで/鈴木常吉」での影舞です。

https://www.youtube.com/watch?v=OXQuhRQJyis

まわんか 影舞 第二幕の弐 開催いたしました。
ありがとうございました。



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以下、影舞について、
坐・フェンス座長橋本久仁彦氏の言葉を、
ここに、ご紹介させていただきます。

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皆様へ。

ご好評いただきましたきくみるはなす縁坐影舞
七番稽古のクラス、引き続き、
「新」と名づけまして開催させていただきます。

影舞の視界はことのほか深く、坐・フェンスの面々とも
激論!?を交わしつつ、日々認識が改まりゆく面白さを味わっています。

大阪と京都のちょうど中間に位置する高槻市に、
史上初めて影舞の意味と効果を語り合う一般市民(主婦中心)のグループが生まれたので­すが、
その席上、主婦たちから出た言葉をいくつか転載します。


「誰かに綺麗って言われても、最近自分の母親に似てきていややねんって思っちゃう。
影舞の舞台の中で見たのは、その人のからだが「ある」から現れる美しさ。
でも舞ってる本人は無我夢中で、自分の美しさを認識できる余地はない。」

「感情がものすごいビリビリビリっていつもより敏感に感じ取ってる!
普段は自分の意図のまま動いたり試したりして暮らしてるるけど、
それがほぼできなくなってる状態」

「子供たちとそのままの姿で一緒にいることで、子供たちの姿が
生き生きと現れてくる。本当に子供たちの姿が見えてくる。
そんな瞬間が影舞のフィールドにある」

「いろんな心の景色を巡ることができる。
ダンスやボディワークの経験や知識がない人でも、
吸い寄せられ、ここに居場所が見つけられる」

「たとえ3分間の影舞でも、その時間人生です、みたいな。
生きている間のそういう時間です、と区切れる何かがある。」

「暮らすからだで影舞を探求してみたい。
影舞を知ってるといろんなものが見えてくるから」

「影舞で触れている指先の一点はとても小さな隙間でも、
そこにはすごいスペースがある。
そのスペースに相手の生き方の癖であったり、
自分の人間関係の癖であったりするものが現れ、
見つめながら一緒にい続けることになる。」

「微妙な、やわらかい感覚で触れて添い続けていく、添い遂げていく感じ」

「影舞してたときの自分の姿は思い出されへん。見えへんから自分の姿は。
でも影舞してたときに見えてたあの景色っていうのは、はっきりと走馬灯のように
ぶわーって思い出される」

「別に恋愛してるわけじゃないけど、いのちが生まれてるみたいな感じで、
何かが生まれてる感じがあって、こっちでしていることがあっちでも起こっているみたい­な。
手の先で触れてる感じが全体で起こっているように見えてしまう」

「私らは意識してないけど、エネルギーがものすごい交流してる、流れまくってる!
精子と子宮。普段ピュンピュン飛ばしまくってるのを閉じた中でぐっと逃がさないで
そこにいる相手との間合いに集中していく。男女関係なら子供が生まれるくらいの
何かが生まれる」

「ふたりが真剣に舞台に居続けていると、「間合い」がふたりの間に現れてくる。
すると、そこで流れる言葉や音楽、電車の音や行きかう自転車の音、射し込んでくる
西日とか、風で鳴るドア、周りのものがすべていつもより生き生きとしてくる。
生まれるってそういうこと」

「相手のエネルギーを壊さずに受けていくのが武道的」(武道をやってるお母さん)

「影舞で一緒に舞ってる相手は、他者であって他者でないのかもしれん。
あの影舞で追いかけているのは何だろう」


お母さんたち恐るべしですね。見事な洞察の数々です。

新・縁坐影舞七番稽古は、以下の日程で開催する予定です。

① 8月20日
② 9月17日
③ 10月15日
④ 11月12日
⑤ 12月10日
⑥ 2015年1月14日
⑦ 2月18日 * いずれも水曜日19時から22時過ぎまで。
  途中退室OKです。お気軽にどうぞ。

参会費  一回3千円
会場 フェンススタジオ (大阪市西区)http://enzabutai.com/access.html