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まわんか第二幕の弐~きくみるはなす縁坐舞台の可能性をめぐる
のご案内です。

歳を重ねると、人間の野生といいますか、
自然に身につく色香があるとおもいます。
最近そんなことが、ちょっと気になって。
年齢を重ねた方々や、歳をとるという事に魅力を感じています。

色気や色香というものは、出そうと思っても出せるものではなく、
工夫をこらし魅せようとしても、かえってそれが目立ってしまい、
せっかく自然に身についたものまで、いともたやすく色褪せてしまいます。

いっぽう幼い頃から人に認めてもらおうと知らず知らず計算高く企てる人は、
何時の間にか・・長きにわたってその癖が同一化してしまい硬い皮となって、
なりゆきをしっとり肌で味わえないように、なってしまいます。

また、高度な論理で人をからめとり利己的に有利な仕組み構造を作っては
エネルギーを吸い渇きを癒やしながら共感を求めて涙を流す、
そんなことばかり繰り返してる人は、周囲からやがて人が離れていきます。

見事な妖しの術だとおもいますが、これは単に人間関係にとどまらず、
いろんな社会的な活動においても、よく見られる仕組みです。

巧妙に仕組まれた専門性によって、私たちの手から奪われてしまった、
みずみずしい熱い情熱と探究心を、今静かに取り戻したいと思います。

まずは、
身の丈で、
対となって、
相手と向かい合い、
互い場に身を置いて、
耳を澄ませてまいりましょう

いったい何が起こるのでしょう。これは真剣で楽しい仕合いです。

前回のまわんか終了後、番外編として影舞を撮影しました。
よかったらご覧になってください。
真剣に楽しく向き合える仲間がいることは、ほんとうにありがたいです。

このシンプルで熱いやりとりを、
わたしも含め誰もが皆すっかり、忘れてしまっているという事がはっきりと、
影舞や円坐、縁坐舞台で見えて参りました。

日々ご家族やご友人、仲間と生きておられるみなさんと、
わたしも同じひとりの人間として相まみえ仕合いながら
研鑽探究を重ねさせていただきたいと思っております。

次回のまわんかは10月15日です。
お会いできますご縁を楽しみにお待ち申しあげています。


松岡弘子


 ・・・


この案内文を書く事を意識し まわんかを想った時、何故か物を売る事と、物を買うことの関係性を想いました。
 
私は長年自営業で、物をや技術を売って来ました。
長く続ければ続けるほど、その関係性の深さに気づかされます。
 
人はただものを買うという行為を1つとっても、そこに行きたくなる場所、行かない場所というのがある

作り手.売り手の意識が買い手に共鳴する
 
物だけが存在するのではなく意識が存在する。
 
だから人は丁寧な仕事をする人、真剣に心を込めて作っている人、買い手のことを想像しながら誠意を込めた仕事をする人、その人が居る場所に行きたくなる。
 
必ずしも売り手と買い手がコミュニケーションを取らなかったとしても、それを購入し、使っていくうちにジワジワとだし昆布のようにその心は伝わってくる。
 
そういう売り手、提供する側になりたい。
そういう人がいる場所に行きたい。
 
そうやってぐるぐるまわっていく。
 
離れていても、物を挟んで意識が交差する。
思いやりがつたわる。
 
まわんか 影舞。。。

 
青木麻由子

 

< まわんか第二幕の弐~きくみるはなす縁坐舞台の可能性をめぐる >

◆ 縁日 10月15日(水)13:00~16:00 
◆ 舞台 南風楽天 (大阪府高槻市高槻町1-23 ネオ常磐1F) 
◆ 木戸銭 弐千円
◆ お問合せ・申込み先 mawanka88@gmail.com 松岡弘子・青木麻由子
◆ まわんかウェブサイト http://enzabutai.blog.jp/